イギリス文化が楽しく分かるおすすめ本5冊「留学前からイギリス通!」

始まりました。カネショーです。

 

今日の記事では、日本にいながらイギリスの文化が学べちゃうオススメの本を5冊紹介します

 

 

これからイギリスへの留学を考えているあなたにとって、イギリスの文化を事前に知っておきたいと言う気持ちが大きいと思います。

 

「イギリスの食文化や生活の様子など、日本との違いを知りたい」

「イギリスの街並みや雰囲気が好きなので、一冊読むだけで丸代わりになる本があれば読みたい」

 

と興味を持っているかもしれませんね。

 

 

留学を成功させるには流暢な英語力にフォーカスされがちですが、現地の文化を知ることも重要なポイントです。

 

考えてもみてください。例えばあなたが日本で外国人と知り合いになったとき

 

「日本の文化と歴史に興味を持ったので日本に来た」という人と

「単に日本の方が給料が良いから日本に来た」という人ではどちらと仲良くしようと思いますか?

 

もちろん前者だと思います。

 

同じ原理で、あなたが海外に行く時、その国の文化をよく調べておくと周りの人は

 

「あ、この人私の国の文化が好きだから来たんだ!」と思い、あなたと関わったり助けてあげたいと思うはずなのです。

 

 

 

それだけではなく、ステレオタイプにとらわれず他国の違いを知ること。自国(日本)の文化と他文化を比較して見直すことは新しい発見づくしです。

 

これによって、相手との違いを知ると同時に自分とは一体何者なのかも知ることができます。

 

 

今回の記事で紹介するような本でイギリスの文化の理解を深めると

 

⭕️ステレオタイプがある程度解消され、現地に行っても自分とは異なる相手と意思疎通をできるようになり留学が楽しくなる

 

⭕️相手をきちんと理解する姿勢が身につくので、留学が終わった後でも現地で生涯の友達ができるようになる

 

日本国内だけでなく、海外にも信頼できる生涯の友達ができれば気持ちの面でかなり楽になりますよね!!

 

 

イギリスの文化を全く調べないで留学に行ってしまうと

 

❌自分の考えだけを相手に押し付け、なかなか人間関係が上手くいかない

 

❌単に英語を勉強しただけで文化の違いを理解していないので、英語による言葉の交換はできてもコニュミケーションにズレが生じたまま会話をしなくてはならない

 

❌よって、相手を真に理解できないので長期間にわたる人間関係を構築できずに留学が終割ってしまう

 

 

と言うリスクがあなたを待っています。

 

異文化コニュミケーションを成功させるために、他文化の教養を身につけ将来グローバルな視点で物事を進められるようになりましょう!

 

Let’s get started !!

 

私のブログにたどり着いたという事は

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①LONDON WALK イギリス英語とロンドンの歴史・文化を一緒に学ぶ

イギリスの文化を学ぶ最初の一冊目としては、こちらの本がおすすめです。

 

日本語で書いてあるので安心感もありますし、イギリスの文化だけでなく現地の生活でよく使う基本的な単語のイギリス英語も知ることができて一石二鳥です。

 

「初めてイギリスに行く」と言う方にぴったりな本だと思います。

 

・王室

・歴史的建造物

・ライフスタイル

・有名博物館

 

など、イギリスで暮らすためには知っておくとお得な情報がこの一冊でゲットできます。

 

単に日本語で説明文が載っているわけではなく、英文の紹介文と和訳を読んで行くスタイルになってますのでしっかり英語の勉強にもなります

 

 

 

 

この本の私のオススメのパートは「イギリスの紅茶」です。

 

「どうやってイギリスの庶民の間で紅茶が広まったのか?」

「イギリスがセイロンやアッサムを栽培できるようになった東インド会社の驚きの作戦」

 

に関するストーリーがとても面白いです!

 

 

大手の本屋であれば必ず置いてあるのでぜひ読んでみてください!!

 

 

②酒場天国イギリス

(Roy Higgins, ロイ ヒギンズ | 2018/5/1)

 

こちらの本は普通の海外の文化本とは異なるアプローチでイギリスの文化について紹介する面白い本です。

 

イギリスの酒場であるパブに焦点を置いて、なぜイギリスにはパブが多いのか?

 

パブの歴史からわかるイギリスとキリスト教の歴史などが垣間見れる読み手をワクワクさせる本です。

 

「なぜお酒を提供する場がパブ(Public House)と呼ばれるようになったのか?」

 

「日本の居酒屋とパブの大きな違いとは?」

 

「イングランド銀行が発展し、ロンドンが金融の中心となったのは〇〇の存在があったからだ」

 

「英国紳士の定義と、その見本となった男についてのストーリー」

 

「日本人が知らないパブとロックの関係」

 

「ウイスキーってどこでどうやって作られたの?」

 

 

などなど、大変興味深い内容が盛りだくさんです。

 

 

 

まるでイギリスに留学してイギリス人に質問するより、この本を読んだ方が詳しい答えが返ってくるみたいです(笑)

 

「大英帝国はどのようにして拡大したのか」の流れも見えてくるようになり

 

「あ、現代も普通にあるこの制度って、元はこの大英帝国時代に確立したものだったんだ」

 

と近代化のお手本となった背景が見えて切るようになり、私たちが現代に生まれたことに対するありがたみも肌で感じるようになります。

 

この本を読むと

 

〜ロンドンに飽きたということは、人生に飽きたということ。ロンドンには、人生が与えてくれるすべてがあるのだから〜

 

と言う18世紀の作家サミュエル・ジョンソンの有名な言葉の意味が徐々にわかってきます。

 

 

③映画でわかるイギリス文化入門

(板倉厳一郎/スーザン・K・バートン | 2008/6/1)

 

こちらの本は、代表的なイギリス映画をピックアップし、映画の内容からイギリス文化を掘り下げて行くと言う面白い本です。

 

『ハリー・ポッター』(2001~)

『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001, 2004)

『ロード・オブ・ザ・リング』(2001~2003)

『ベッカムに恋して』(2002)

『ネバーランド』(2004)

 

などの代表的なイギリス映画からマイナーなイギリス映画までを題材とし、映画に隠されているイギリス文化の一部分を覗き込んでみることができます。

 

    音楽・階級・教育・国民性・ジェンダー/セクシュアリティ・宗教・食・ファッション・文学・民族/人種・ユーモア・歴史遺産

 

などのトピックから、イギリス文化が丸裸になる本です。

 

私が特に興味深いと思った内容は、普及の名作「マイ・フェア・レディ」から読み取れるイギリス人のアクセントに対する意識です。

 

 

この映画は、ロンドンの労働階級で育った若い少女が、言語学者と出会い彼の指示を受けながら上流階級の道に進むストーリーを描いた作品です。

 

この映画を見ることで、当時のイギリスのアクセント(方言)に対する敏感さが伝わって来ます。

 

要するに、この映画は貧乏な家庭の女性が上流階級の男性と出会い恋愛に発展するという浅いストーリーではなく

 

当時の英国の住民のアクセントによって人々が分け隔てられていたり、それを理解していた相手の紳士役のヒギンスがこの少女イライザに対して英語の発音矯正を叩き込んだ

 

という隠れたメッセージがわかって来ます。

 

現代のイギリス(特にロンドン)しか知らない我々若い世代は、アクセントに対して比較的寛容(多様化しているので半分諦め?)な現状しか知らないので実感がありません。

 

 

現代のBBCニュースでは、多様性を意識しイギリス地方のアクセントを話すアナウンサーをバランスよく采配するなどの施策をしています。

 

イングランド人がアクセントに敏感だからこそ、このような方針で多様な価値観を取り入れて来ているのです。

 

このように、昔の映画を見ることで当時の文化と今につながる文化の流れを学ぶことができるのです。

 

我々の祖父母世代がこのように様々な差別や隔たりに対して歯を食いしばり頑張って来たからこそ、私たち若い世代がこうして比較的自由な時代を謳歌できていることが嫌が応でもわかって来ますね。

 

この本は、イギリス映画の表面的なメッセージで感じ取ることができない濃い背景を知ることができる大変貴重な一冊です!

 

④図説 英国の住宅 (ふくろうの本)

(Cha Tea 紅茶教室山田佳世子 | 2018/2/24)

 

こちらの本は、イギリスの住宅に特化した本の代表的な書籍です。

イギリスを語る上で欠かせないのが、彼らが何100年も守り続けている建築物

 

英国各地にある家の外観の特徴を写真やイラスト付きで鑑賞することができます。

 

間取りなどのイラストも載っているので、

 

「イギリスの家の内部は日本とどう違うのだろう、、住みやすいか心配」

と日本との住環境の違いに不安になっている方は是非こちらの本を読んでみてください。

 

暖炉、窓、照明、壁面デザイン、日本と異なるキッチンの使い方など、日本とは異なる文化が丸わかりになり

 

「あ〜、これがヨーロッパ人の家の使い方なんだ」と西洋文化の理解が深まります。

 

 

 

単に印象的なイギリスの住宅を箇条書きで紹介しているだけではなく、その時代毎を象徴する建築様式をわかりやすいイラストを交え紹介してくれます。

スチュワート住宅 (1603-1714年)

 

チューダー様式  (1714-1790年)

 

ジョージアン住宅  (1839-1900年)

 

ヴィクトリアン住宅 (1900-1918年)

 

 

この本を読んでからロンドンに行くと

 

「この家はジョージアン様式でできていて、あの住宅はゴシック建築だ」と言った感じで、イギリス人も顔負けの建築知識が付くようになります。

 

あなたがもしホームステイをするならば、この中のどれかのタイプの住宅に住むことになるかもしれないですね!!

 

また、イギリスの地域ごとに異なる建築スタイルの違いも知ることができます。

ロンドン、コッツウォルズ地方、ウェールズ、スコットランドなど、地域によって異なる街並みの様子と特色が丸わかりです。

 

(ロンドンとは異なる雰囲気を醸し出すエジンバラのヴィクトリア・ストリート)

 

留学中のイギリス旅行が2倍楽しくなりますね。

 

 

イギリス人は住宅に多額のお金をかけてリノベーションをする国民性で有名ですが、その際のリノベーションのルールなども載ってありとても面白いです。

英国人の家への熱い思いがひしひしと伝わって来ます。

 

⑤イギリスの家庭料理

(砂古 玉緒| 2015/4/11)

 

最後の5冊目の本は、イギリスの食文化について詳しく知りたい方にうってつけの本です。

 

こちらの書籍、AmazonのKindleでUnlimitedに登録している方は無料で読むことができます。

 

伝統的なイギリス料理の種類がほぼ全てこの一冊で知ることができます!

 

「イギリスの料理って美味しくないんでしょ?」

「イギリスの食文化ってそんなに発達しなかったのでは」

 

という考えが180°変わってしまうかもしれません。

 

 

イギリスで食べることができるスープ料理のページもあり、総合的なイギリスの食文化を体感できます。

 

全食品には写真付きですので、あなたのお気に入りの料理が見つかるかもしれません。

 

 

 

イギリス料理で一番ワールドワイドなフードのローストビーフ

左上にあるヨークシャープディングというパンと食べるのが本場イギリス流です。

 

 

 

料理を作るのが好きな方は、この本のレシピを見ればあなた自身でイギリス料理が作れてしまうかもしれません。

 

 

カリふわな食感が病みつきになる、イギリスの伝統的なパン「クランペット

 

 

 

〜クランペットはイギリス版のパンケーキのようなものです。イーストを使って発酵させるので、表面はカリッと中はもちっとした食感が国民的人気の秘訣です。本場では、朝や昼の紅茶と食べる人が多いです〜

 

まとめ

今回の記事は、これからイギリス留学を考えているけれど、イギリスの文化について日本にいながら予習したいあなたに向け

 

「イギリス人に聞くより詳しくわかる、カネショーオススメのイギリス文化についての本5選」

 

をお届けしました。

 

これであなたもイギリス文化通になり、留学先でも現地の人と円滑にコミュニケーションを取りやすくなるスタートに立てましたね。

 

留学先でイギリス文化に詳しいあなたはきっと気に入られること間違いなしでしょう!!

 

 

 

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