2024『Fラン卒TOEIC330点スタートだった、IELTS6.5を達成し海外で自由なライフスタイルを実現できた話』
始まりました!カネショーです!
今回の記事では、前回お伝えした通り
FRラン卒・TOEIC330ダメダメ派遣社員だった私が、IELTS6.5を達成し
イギリスの大学院を卒業し、海外で自由なライフスタイルを実現した実体験をお話しします。
私も日本にいるときは本当にIELTSのスコアが5点台から伸びず
海外留学までの道のりが険しく長かったです。
この記事を読んでいるあなたにも
勇気を与えることができればと思い、
今回この場をお借りして
私の通った道をお伝えしようと思い記事を書こうと決意しました。
TOEIC330点の平凡大学生から就職失敗による派遣社員の日々
私は1988年に神奈川県で生まれました。
幼少期は英語の環境とは無縁の毎日でした。
唯一の外国滞在経験といえば
1994年の幼少期に家族と行ったスリランカ旅行のみです。
それも当時は4歳だったのでほとんど記憶に残っていません。
大学受験をテキトーに終えて、地元のごく普通の大学に入学するも
クラス分けで初めて受けたTOEICのスコアが、、なんと330点でした。
英語や学問に見向きもしない
飲み会やサークルしか興味のないどこにでもいる大学生からスタートしました。
一応大学には交換留学制度はあったものの
・外国人の知り合いが一切いない
・留学の相談をする人が周りにいない(大学の先生や友達に聞いても分かるわけがない)
・親が「学費だけでも厳しいのに留学なんて、、何考えているの!」と反対
という八方塞がりの状態でした。
こんな環境であったため、
自分は留学や海外進出とは無縁で日本で普通に就職し
黒いスーツを着て毎日会社に行き、可もなく不可もない人生を送るんだろうな〜
と思っていました。
100年に一度の不況と加速するグローバル化により海外に行こうと決意
2008年に大学2年生を迎え、これから就職活動を考えていた矢先
リーマンショックによる暗黒の就職難時代に突入しました。
1,2年上の先輩も就職活動に苦労する姿を見て
『そんなにいい大学じゃないし、自分が就活する頃は大丈夫かなぁ』
と不安でいっぱいでした。
ついに大学3年の秋を迎え就活の時期が到来しました。
志望動機や企業研究なども周りに合わせ自分で考えずに行いました。
その結果、内定ゼロという結果で大学四年の夏を迎えてしまいしました。
そのまま大学を卒業してしまい
大学時代からやっていた塾講師のバイトを続けながら
「まだ23歳だしなんとかなるでしょ。どこかいい会社があったら面接に行こう」
と変わらずグダグダした生活をしていました。
求人サイトに登録して、興味のある仕事にネットで応募はしてみたものの
返事は毎回
『貴殿の履歴書を拝見しました。今回はご縁がなく、、』
でした
履歴書を送った回数は50回は超えていたと思います。
やっと面接が通った仕事も、、
正社員ではなく、交通費なしの派遣社員での事務の仕事でした。
さすがに当時の不況や自分のスキル不足に不満を感じるようになり
怒りすら込み上げてきました。
ある日、塾講師のバイト帰りにふとテレビのニュースを見ていると、、
・楽天などの大手企業で社内の英語公用語化
・日本人就活生より英語を話せる優秀な外国人技術者を積極採用する有名企業の増加
のニュースが流れていました。
この時に思ったのです。
『これからこんな会社がますます増えたら、正社員の仕事探しはもっと厳しくなる』
「なんとか英語だけでもいいから勉強していかないと」
この時の衝撃は一生忘れることはありません。
「優秀な外国人労働者並みに英語を話せるようになるには実際に海外に行って留学するしかない」
と留学を真剣に考えるようになりました。
そうでもしないと、
いくら日本で頑張っても
国際感覚、本当の英語の発音、ビジネスで通用する英語は身につかない。
と直感しました。
フリーター生活1年を迎えそうになっていたこの2012年夏に
私は本格的に英語と留学をしようと決意したのでした。
海外において、私にとって一番魅力的な国は
イギリスという国でした。
アメリカなどは、学費が高すぎるのと治安が悪いイメージがあったからです
「イギリスならワーホリがある」
『ワーホリで現地の生活を経験した後は、色々な可能性が広がりそう』
という可能性を感じ
本格的にイギリスについて興味を持つようになりました。
決意とは裏腹に、数々の失敗の繰り返し
イギリス留学について調べていくうちに
イギリスで学生ビザを申請するためには
IELTSという英語のテストで高得点を取らなくてはならないと
いうことがわかったのです。
英語の試験といえば当時は英検やTOEICしか知りませんでした
「IELTSって何?」
と思いながら本屋で”IELTS”と書いてある参考書を何冊も買って家で一人っきりで読んだのを今でも覚えています。
しかし、
IELTSの参考書が難しすぎて当時の私のレベルに合っておらず
いくら問題を解いても
『なぜ答えがそうなるの』
かが分からぬままがむしゃらに勉強していました。
リーディング問題のみならず、ライティングも難しすぎて
自分がそもそも何を言いたいのか整理されてないまま英文を書いてみるものの
『これ誰が読んでも理解不能だよ、、』
というような英文しか書けませんでした。
初めて体験したIELTSのスピーキングテストも
普段見慣れない長身の白人面接官に物怖じし
自己紹介もままならぬまま
自分でも言いたいことがわかってないまま質疑応答に突入し
終始気まづい沈黙が続き、対話とは言えない結果に終わりました。
このように、まともな勉強法を知らないで初めて受けたIELTSは
日本人平均の5.9をも大幅に下回る4.5というスコアでした。
非正規で働く傍ら、限られた情報の中で独学で継続するも、、、
IELTS平均5.0点から伸びない状況が一年以上続きました。
その傍ら、高校の同級生が大企業に入って海外で楽しそうに仕事していたり、帰国子女の友達が流暢に英語を話している姿をSNSで投稿してました。
私は、相変わらずTOEICの参考書を本屋で買い漁ってがむしゃらに単語と文法を覚えてみるも、TOEICのスコアが少々上がるだけで全く話せない日々が続きました。
・日本にいても外国人の友達ができない
・たまに都内のバーに行って外国人を見かけても、声がかけられない
・英会話スクールに体験で入ってみるも、外国人の講師を前に緊張して「Where are you from?」から先の会話が続かない
そんな日々を何年も過ごしました。
派遣先の翻訳のベテランと米国で起業した大学OBとの運命的な出会い
そんな中、未経験でもOKの製造業の派遣の翻訳アシスタントの仕事に応募し
若さとやる気を買っていただき採用されました。
その現場で、私が直接作業の指示を受けていた翻訳のベテランの方から
・英語のライティングノウハウや海外生活について
・日本人が英語を一から勉強するにはどうすればいいのか
などのお話を私にしてくださいました。
その他にも、久しぶりに母校の大学に帰りゼミでお世話になった教授に挨拶に伺うと
アメリカで起業された出身大学OBの方がいらっしゃったので
教えを請う形で彼の連絡先を交換してもらい
メールや電話で英語の勉強のアドバイスをもらいました。
彼の話を聞いていると、
英語に対するアレルギーがなくなっていくのがわかりました。
効果的な勉強法(スピーキング中心)や英語圏での立ち振る舞いなどを私に色々教えてくださいました。
その後、翻訳のベテランの方に相談して決心した4ヶ月のイギリスの語学留学中に、
語学学校に在籍していたIELTSを専門に教える講師と出会い
日本で目にするアプローチとは異なるアカデミックライティング方法を学びました。
プレゼンやディスカッションのトレーニングを通して、スピーキングもスムーズになりました。
語学留学中に受けたIELTSでは、、
第一関門である平均6.5点を突破するようになりました。
スキーピング試験では
3分間のスピーチ後も与えられたトピックに対して一貫した意見が言えるようになりました。
ライティングでも最初の頃の理解不能な文章が嘘のように
一貫性を持った主張の文章に変わりました。
IELTSも7.0点以上を達成し、ついに感動の瞬間が・・・
語学留学でスピーキング力も強化され
帰国後に初めて受けたIELTSでついに
IELTS平均7.5達成しました
あれだけ苦手だったライティングが得点源となっていました。
そして、翻訳のベテランの方が推薦状を書いてくれたりというお膳立てのもと
大学院の志望動機書の内容も納得のいく内容が書けるようになり、、
ついに念願のロンドン大学院に合格しました!!
そして、入学してからは卒業論文に苦労しましたが、2回目の提出で今年2021年についに正式に卒業が決定しました!!
(2020年に無事に卒業できました!!)
正直いばらの道でしたが、終わった後の達成感や支えてくれた家族や友人にたいする感謝の気持ちなど言葉では表せられない気持ちで今はいっぱいです。
大学卒業後は現地で就職⇨コロナ帰国⇨マレーシア転職を経験
イギリスの大学院を卒業した後は、現地のECサイトの運営会社にコネもあり転職が決まりました。
コロナが勃発する前まで、憧れの海外転職を果たすことができました!
その後は1年ほど日本に帰国し、それまでの経験をもとにオンラインでマレーシアの企業に絞って転職活動をしました。
自分でも手応えはありましたが、それまでの経験を買われ
アメリカ大手のコンサルティング会社のマレーシア支店の広告コンサルタントの職をゲットしました!
(手取りは日本の派遣時代の1.5倍~2倍になりました!)
私みたいな普通の日本人だからこそ、一から着実に積み上げた結果この成果を得ることができたのだと思います。
才能とか関係なく、1つずつ着実に積み重ねると、海外でできることが少しずつ増えていき
それが自信につながります
現在はフリーで海外の会社と仕事をしながら好きな場所で自由なライフスタイルへ
現在は日本と海外を往復しながら、海外の会社やドバイやタイに会社を構える日本の会社の方とお仕事をしながら楽しくやっております
日本社会に縛られない、非常に自由度の高い人生を送っております!
次はあなたの番です!!
今度はあなたの番です!!
私が日本での独学から様々な失敗や恩師との出会いを経て
海外の大学に留学するのは決して難しことではなく
・正しい英語学習方法の整備
・サポートして導いてくれるメンターの存在
・IELTSで合格点を取るための正しい情報
さえ日本で整ってしまえば
海外に行ったことがない人でもイギリスの大学院に合格でき
英語圏の地でも
自分の個性をフルに開放して挑戦できる
という結論にたどり着いたのです!!
明日の記事もお楽しみに!