はじまりました。カネショーです。
今回の記事はIELTSの2分間のスピーチで思うように話しが長く続かないあなたに向け
「メモを見なくてもすらすらスピーチをこなせるようになる特訓方法」について解説します!!
IELTSのピーキングセクションで一番難しいと感じるのは2分間のスピーチのパート2であると考える方は多いと思います。
🔺「あなたが好きなお店を説明しなさい」という質問に対して
の5W1Hしか言えず、話が膨らまずにいつも時間が余ってしまう、、
👦なので、もっと話を膨らませ2分間話せるようになりたい!!
と必死に悩んでいる人は多いと思います。
私も初めてIELTSを受験した5年前は、2分間のスピーチの中で1分ちょっとしか話せず
いつも残りが半分も残っている状況で「That’s all (以上です)」と言って悔しい思いを何度もしました。
仮にスピーチのトピックが私が得意なジャンルであっても、それをうまく説明する語彙力や文法力もついていってなかったので、スコアが6.0から伸び悩みました。
それから試行錯誤して長く話せるようになる解決方法を自分で考えてみました。
そこで、私はあることに気がついたのです。
まずは最初から無理に2分間キレイに話そうとしても無理があったことに目を向けて見ました。
そこで、〇〇を意識しながら質問を細切れにし、1個1個の質問を意識しながら〇〇を使った瞬発力を鍛えるアプローチに方向転換しました
すると、今まで言葉につっかえていたのが嘘であるかのように、1個1個の質問に対して瞬発的に話が広がるようになりました。
まるで、今までダメダメだった自分が嘘であるかのように自分の気持や言いたいことが頭の中にスラスラ浮かんで試験自体が楽しくなっていました。
今回のIELTSスピーチのアプローチ法を意識してあなたの勉強法を変えて行くと、、
といった変化があなたに起こることを約束します。
逆に、今までどおりの模範解答丸暗記の方法を続けると、、、
といった将来が待っているかもしれません。
そんなことにならないように、今日も一緒に勉強していきましょう!!
Let’s get started !!
あなたのスピーチが2分間続かない原因
そもそも論として、あなたのスピーチが長く続かないのには明確な原因があります。
結論から言いますと、下記のいずれかまたは両方が原因です。
下記の例題を御覧ください。
「例題」
この例題に対して、ほとんどの人は下記のメモのように1センテンスで終わってしまうような表面的な内容しかメモに書かないためにスピーチ本番で話ことがなくなってしまいます。
つまり、5W1Hのそっけない情報しかメモを取っていないまたはそれしか考えていないのが原因なのです。
もちろん、メモを取る時間は1分しかないので多くの情報は書けません。
ですが、少なくとも上記のような内容はメモに書かなくてもアドリブで出てくるような内容ばかりです。
下記が、5W1Hの表面的な内容しか思い浮かばなかった時の短く終わってしまうスピーチの例です。
「冒頭」
I’d like to tell you about a website that I regularly visit, Techmeme.
私が定期的にアクセスしているウェブサイトTechmemeについてお話ししたいと思います。
「質問1」
It is a news website on the latest technology in the US that allows people from all over the world to access their up-to-date technology for our future. The contents tend to be ones that I have never heard of.
これは、世界中の人々が私たちの将来のために最新のテクノロジーにアクセスできるようにする、米国の最新テクノロジーに関するニュースWebサイトです。内容は私が聞いたことがないものが多い傾向にあります。
「質問2」
I first found this website 6 months ago when I was searching for a new SNS service called Clubhouse.
このウェブサイトを最初に見つけたのは、6か月前にClubhouseという新しいSNSサービスを探していたときです。
「質問3」
So I access it almost every day for more brand new things to keep up with the latest trends.
ですので、私はほぼ毎日それにアクセスし、最新のトレンドに追いつくためにもっと新しい事を探しています。
「質問4」
I find Techmeme so useful as it uses an algorithm to put stories by importance, which depends on some factors that how popular or old the story is.
Techmemeは、アルゴリズムを使用してストーリーを重要度で表すので非常に便利です。これは、ストーリーの人気や古さなどのいくつかの要因によって異なります。
これくらいの長さでは、だいたい1程度で終わってしまいます。
では、この5W1H以外に話したほうがいい内容について次のパートで一緒に見ていきましょう!!
IELTSスピーチの膨らませ方(5W1H以外に話すべき事)
与えられた質問の各項目に対し、一言で済んでしまうような情報しかメモに書いていないため、それに沿って機械的に話してあっという間に終わってしまうのが原因です。
上記のようなメモと答え方では1〜2分間話し続けることはできません。
以下のテクニックを使ってメモの内容を広げ、それに沿ってトークの内容を広げていきましょう。
①別の言葉で言い換える
a news website on the latest technology in the US
▶It is a website for the essential tech news of the moment happening in the USA
(これは、米国で起こっている瞬間の重要な技術ニュースのWebサイトです。)
② 例を挙げる
「latest technology in the US」
⇨ such as robotics, chipmakers, Internet of things and cloud computing etc.
(ロボット工学、チップメーカー、モノのインターネット、クラウドコンピューティングなど)
「ones that I have never heard of」
⇨I read that Frankfurt Airport is using the IoT to securely verify the COVID-19 results of passengers, which blew my mind
フランクフルト空港がIoTを使用して、乗客のCOVID-19の結果を安全に検証していることを読みました。
③ 嘘でもいいので詳細を伝えてみる
「It informs us of the latest move happening in GAFA」GAFAで起こっている最新の動きを知らせてくれます
▶Instagram has introduced a new option that would allow its Reels to appear in Facebook news feeds.
(Instagramは、リールをFacebookのニュースフィードに表示できるようにする新しいオプションを導入しました。)
「So popular in the USA」
▶many Silicon Valley entrepreneurs and business owners check this site many times a day.
(シリコンバレーの起業家や経営者は、一日に何度もこのサイトをチェックをするという人も多いらしい)
④ あなたの意見を述べる
I have changed my perspective after seeing this site
(このサイトを見てから物事に関する視点が変わった)
I used to be only interested in IT services in Japan or Asia
(以前は日本とアジアのITサービスにしか興味がなかった)
⑤ 否定的な点や例外について触れる
A bit limited to information only in the USA
(アメリカの情報に偏りすぎている)
The amount of the texts in each news is shorter
(1つ1つのニュースの文章量が少なめ)
⑥ 代替案を提示する
Could have been better if they would provide techs in China
(中国の技術も紹介してくれるとさらに良い)
⑦ 他の物と比較する
Compared to other sites, the latest services are introduced quickly.
(他のサイトと比べ、最新のサービスのし紹介が早い)
⑧ 過去ー現在ー未来のことを話す
正直に質問にすべて答えようとするとやはり内容につまってしまうので
過去と現在と未来のことについても話してくとあなたの情報量も増えます。
「例」
最初から「2分話すための対策」をしない
私は普段自分の公式ラインでIELTSの勉強を1からしている方と話す機会が多いです。
彼らのスピーキングの独学方法を伺っていると、ある問題点に気がついたのです。
結論から言いますと、「最初から2分間話すためのトレーニングをしているがためにスピーキング力が伸びていない」という事実に気が付きました。
これの何が問題かと言いますと、はじめは誰しも(昔の私でさえも)2分間スピーチをする事は難しいので、参考書などの模範解答例を丸暗記する方法に走ってしまうからです。
鉄板表現などを暗記でき「これで本番も安心」と考える方もいるかもしれませんが、この状態で本番に臨んでもまず話せません。
なぜならば、本番で同じ問題が出る確率は0に近いですし、自分の頭で考えて話す訓練をしていないので、本番の想定外の質問が飛んできたときに何もできないのです。
また、参考書に載っている2分間の模範解答にも問題があります。
それは、理路整然とした公のスピーチを意識したようなキレイな語り口で書かれている点です。
最初からコレほどまでに綺麗な台本通りに話せる人はネイティブレベル(しかも人前で話すことに慣れている人)ではないと厳しいのが現実です。
よって、IELTSのスピーキングは
が重要になってきます、体裁や理路整然差にこだわりずぎず、面接という意識を捨てて「面接官と雑談しに来た」くらいのアティチュードで話したほうが全体的な会話量が増えて評価が上がります。
慣れないうちは、1つ1つの質問に対して30秒答える練習をする
下記の例題の通り、IELTSのスピーチの特徴としてサブの質問が4~5個課されます。
よって、1つのサブの質問に対して瞬間的に30秒話す訓練をしていけば本番でも応用できるスキルが身につきます。
「2分話すぞ〜」という意識を最初は捨ててください。
単純計算で、120÷4のサブクエスチョン = 30秒 あなたが話せるようになれば、それを本番で4回繰り返せば良いのです。
こう考えると「なんだができそうな気がしてきた」と感じてきませんか?
15秒で内容を考え瞬間的に話してみる
これも単純計算ですが、本番でメモを取る時間は1分(60秒)です。
つまり、サブの質問が4つあれば
でメモを取る(または解答を頭の中で考える)訓練をし、それがこなせるようになればあなたの雑談力がアップしたことを意味します!!
普段からこういった意識改革をしていけば、パート2のスピーチだけではなく瞬発力の求められる(メモを取る時間のない)パート1とパート3の雑残力もアップします。
よって全体的にあなたの雑談力や瞬発力が底上げされ、それがスコアアップとして現れるようになるのです。
30秒話す訓練をするためのおすすめサイト
上記のIELTSのスピーチ対策法を意識し、実際に例題を確認しながらアウトプットしてみましょう!下記のサイトなどが良い問題も揃えており独学にはおすすめです。
元IELTS面接官のイギリス人講師Lizさんのサイト・解説がとてもわかり易いです
模範解答も載っているので、解答を見ないで練習をしたあとの参考にできます。
サンプル数が一番多いです(Part 1▶Part2▶ Part 3まで一貫して練習できます)
まとめ
今回の記事では、IELTSスピーキングで2分間話せず思うようにスコアが伸びないあなたに向け
「初心者でも2分間すらすら話せるようになるマル秘メソッド」について解説しました!
を意識してあなたの勉強法を見直してみましょう!
話の膨らませ方は無限大です。試験と言って構えずに雑談力と瞬発力で乗り切りましょう!!